わくわく3KEN ( 健・賢・研)広場㉒ (あ~すまいりーずの読み聞かせ) |
新年が明けて初めてのわくわく3KEN広場となる1月10日(水)は、あ~すまいり~ずの方に読み聞かせをしていただきました。今回は4~6年生とは別に、1年生にも読み聞かせをしていただきました。 まず、4~6年生の活動内容を紹介します。2冊の絵本を読んでいただきました。1冊目は「さるのてぶくろ」(作:花岡大学 絵;野村 たかあき)という絵本でした。以下、あらすじを紹介します。 峠をのぼってきたひとりの女の子が、おじぞうさまのそばに赤い手袋が落ちているのを見つけた。女の子はていねいにおがんでから、おじぞうさまに、「この赤い手袋ね、持ち主の人が探しにいらっしゃるまで、おててにはめていてくださいません?あたたかいでしょう。ね、いいきもちでしょう」と言った。その様子を木の上から見ていた1匹の子ザルが、その赤い手袋がほしくてたまらなくなってしまい、つい、おじぞうさまに、「おじぞうさま、その手袋は、わたしが落としたのです。おかえしくださいませ」とうそをついてしまう。手袋を手にいれて大喜びの子ザルだったが、木に登ろうとしても、手がすべって落っこちてしまう。木に登れなくなったのが手袋のせいだとわからない子ザルはバチが当たったのだと思い、お地蔵様にあやまって手袋を返す……。 1匹のうさぎが丸太の橋にかけこんできたが、後を追いかけたきつねも橋に飛び乗った。ところが橋が土手からはずれ、2匹が動くたびにシーソーのように揺れる。やがて夜になり、丸太のうえで2匹ができるのは、ただ話をすることだけ。そうしてシーソーの上で、きつねとうさぎは友情を深めていく。最後にやっとのことで助け合って地面に降り立ったきつねとうさぎ。きつねは思い出したようにうさぎを追いかけるが、うさぎを思いやる気持ちは忘れていなかった……。 子ども達は「慈しみにあふれ、教訓に富んだお話」と「仲よくやれる距離とバランスを人間関係のシーソーに表しているようなお話」の世界に引き込まれ、じっと聞き入っていました。 |